Linuxパソコン・サーバーのBash言語のコマンドラインから、ウェブページのキャプチャ画像が取得できるpageres-cliが何かと便利だったので紹介します。
ヘッダーレスなchromeがnodeやらで登場してきています。そういうプロジェクトから派生して、様々なソフトウェア・ツールが生まれていますが、pageres-cliは実際にウェブページを閲覧する感覚でキャプチャして、ローカルに保存してくれるコマンドラインユーティリティです。
sindresorhus/pageres-cli: Capture website screenshots
WordPressブログのPHPなんかと組み合わせれると良さそうですね。ウェブページをURLでリンクしたときにキャプチャ画像を紹介することで、URL先のサイトがどういうデザイン、レイアウトなのか、だいたいサイトの雰囲気がわかるメリットがビジターにはあります。PHPであれば、数ヶ月ごとなどでキャプチャ画像を更新して最新のウェブページの画像に差し替える、なんていう心遣いを実装しても良いでしょう。
pageres-cliはリソリューションを指定するだけでなく、CSSセレクターを指定してその部分だけをキャプチャしたり、反対にページから特定のクラスをハイドしたりすることができます。
# Capture a specific element
pageres https://example.com 1366x768 --selector='.page-header'
# Hide a specific element
pageres https://example.com 1366x768 --hide='.page-header'
他にも、クッキーの指定--cookie=<cookie>
、キャプチャの遅延 --delay=<seconds>
に、CSSの追加--css=<string>
と、様々なオプションが用意されています。
# クッキーの指定
pageres https://example.com --cookie='foo=bar'
インストール
sudo npm install --global pageres-cli
僕のサイトで試してみた
実際のページはこんな感じです。
上記僕のサイトを、いろんなオプションでpageresでキャプチャをしてみたいと思います。
pageres http://yuis-programming.com
pageres http://yuis-programming.com 1024x768 --crop
pageres http://yuis-programming.com 2048x768 --crop
pageres http://yuis-programming.com --crop