CUDAはマシンラーニング、ディープラーニングなどのプログラミング、あるいはゲームなどにおいてNVIDIA製品のGPU、グラフィックボードを使用する際にインストールが必要になるものです。
Pythonでの機械学習プログラミングではtensorflowをよく使用しますが、tensorflowを使用するために、NVIDIAのGPUのドライバーや対応するバージョンのCUDAのインストールなどが必要となります。
以下よりCUDAをダウンロードします。
Installation Guide Windows :: CUDA Toolkit Documentation
CUDAのインストールのための要件として、主に以下などがあります。確認しておきましょう。
インストールしておいたほうがよいVisual studioについては時期やバージョンによって異なります。ドキュメントを確認してください。2021年としては、2017と2019を両方インストールしておけば問題ないと思います。
- CUDA対応のGPU
- Visual Studio 2017, 2019
- NVIDIA CUDA Toolkit
need the following installed:
CUDA-capable GPU
Visual Studio
NVIDIA CUDA Toolkit
NVIDIA CUDA Toolkitは以下よりダウンロードします。
“network installer”がおすすめです。
CUDA Toolkit 11.2 Downloads | NVIDIA Developer
なお、NVIDIA CUDA Toolkitのインストール中にはWindows 10のアップデートが起こらないようにしましょう。インストールがエラー、失敗になる可能性があります。
The installation may fail if Windows Update starts after the installation has begun
CUDAおよび必要な要件のインストールが完了したら、CUDAのインストールが正常に完了しているかどうかを確認しましょう。
以下の確認によりCUDAのインストールが正常に成功していると考えられます。
C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v11.2
のようなフォルダが作成されているnvcc -V
によりCUDAのバージョンが表示されること (されなければパスが通っていることを確認)
なお、Tensorflowの動作にはCUDAのインストールだけでなく、CUDAのバージョン、cuDNN、CUDAバージョンに準じたnvidiaドライバ、それぞれへのパスの登録、などが必要であることを忘れずに行ってください。