例えばWindowsでpython、TensorFlowでマシンラーニング、ディープラーニングをするためにCUDAをインストールし、特定のバージョンを使いたい、といったような場合、わざわざあえてバージョンを変更する、といった事を行う必要はありません。
Linux, Ubuntuでも同様です。
使用するtensorflowのバージョンによって要求されるCUDAのバージョンが10だったり11.1だったり変わることはありますが、それらはあくまでただマシンにインストールされていればよく、カレントのバージョンを変更、といった概念はありません。tensorflowが実行される際に10.0であれば10.0のパスを探し、そこの実行ファイルが自動的に紐付けられて実行されるためです。
それでもあえてCUDAのバージョンを変更したい、バージョン確認をした際のバージョンの情報がxxのバージョンになるようにしたい、といった場合には、switch-cudaが使用できます。
phohenecker/switch-cuda: A simple bash script for switching between installed versions of CUDA.
switch-cudaをgithubからgit clone
し、以下のようなコマンドでバージョンを変更します。
source switch-cuda.sh 11.0